未分類

今年の課題の話 その3 下準備の精度について

いちころです。

 

課題の3つ目は技術の向上についてですね。

僕は一応塗装屋ではあるんですが、

普段の塗りのすべては、後輩君に任せています。

 

なので、僕の担当は下準備になるんですが、

何ていうか、全体から見ると塗装の作業は、

『下準備が早く綺麗に出来るかどうか』

で仕上がりが決まるように思います。

 

・・・というのは、誰でも言う事じゃないですか。

んなもん、今更やんけ!って。

 

じゃ、具体的にそれは何なのかという事、

そして改善予定の箇所なんかを、今回は書いて行きますね。

 

 

次に作業を回すことを考える

修正パネルの仕上がりの良し悪しは、

半分は歪み抜きが出来ているかどうかで決まりますよね。

 

せっかく綺麗に塗っても、歪みが残っていれば

台無しになってしまうし、ペーパー目も同様。

 

分割作業をするようになって、特に感じるのは

『次の人に作業を回す時の仕上がり』

です。

自分で下準備をして塗る場合だと、

塗ってる最中、もし歪みやペーパー目が残っていたとしても

やったのは自分なので、納得して直せるじゃないですか。

 

でも、それが人から受けた仕事だったら?

 

これは鈑金から受けた時に、思う事なんですが、

『コレでパスしてくるか~?』

というものが、ちょいちょいあったりします。

 

その場合、手間が余計にかかり

出来ないことはないけど、正直言うと

『もうちょい綺麗に仕上げてくれや』

と思わないこともない。

 

もちろん逆もあり、

『これはマズいやろ~』

という仕上がりで塗り上げてしまって、

迷惑をかけることもある。

 

そういうことがあるので、自分が後輩君にパスする時は

手間をかけさせるようなことはしたくない。

 

その辺りの徹底ですね。

もう一度、作業を見直していきます。

 

そして塗り上がり後のチェック。

これも組み付けと磨きから、再三チェックを受けることがあるので、

その辺りも徹底してチェックして行きます。

 

 

歪みの抜き方について思う事

皆さんは歪み抜きは得意ですか?

もし得意という人がいたら、是非教えて欲しいです。

(もちろん有料で)

 

というのも、僕はホント歪み抜きが苦手でして、

まぁ、難しいですよね。

 

今の現場も含めてなんですが、

正直いうと、僕は今まで、歪みを見て分からないレベルで

綺麗に抜く塗装屋を見たことがありません。

 

それは、某メーカーの技術の人もそうだし、

『この道具でこうやって研ぐねん!』

『何で抜けへんの?』

と、僕に自分の技術自慢をしてくる人も沢山いましたが、

そういう人を含め、ほとんど全員が見たら分かるレベル。

 

共通して言えるのは、

『歪みを見抜けるけど自分では抜けない人』

ということです。僕を含めてですけどね。

 

まさに、言うは易し行うは難しです。

で、僕は言われる側な訳ですよ。担当なんでね。

 

で、去年は塗りをせずにパテばっかり研いでいたんですが

やっぱりね、それ専門でやってると

今までは気付かなかったようなことに気付くんですよ。

 

詳しくはpaintoutかnoteで書きますが、

それは、いわゆる発想の転換です。

 

同じことばっかりやってても、慣れるだけで

似たような失敗を繰り返すわけですよ。

なので、やり方というか発想をコロっと変えたら、

完全には抜けないですよ?でも、今までよりは

はるかにマシな仕上がりになったんすよね。それも今までより早くです。

 

さらにその視点で見ると

人が触ったパテのこともよく見えるようになり、

『コレは綺麗に上がるわ』とか

『コレは無理やろう』

というのが、もっと分かるようになる。

 

完全に抜くことは難しいけど、

それをどこまで寄せて行くか。

今年は、その精度をもっと上げて行こうと思います。

 

 

チェックの厳しさについて

塗り上がりのチェックについてですが、

正直甘い所が沢山ありました。

ザラツキとか、オーバーミストとがですね。

後はハジキの跡とか。

 

磨きで何とかしてほしいと思って

そのままパスをしたりするんですが、

受け取る方はそうは思わない訳で、

毎度チェックを受ける訳ですよ。

 

なので、今年は仕上がりのチェックをもっと厳しく見て

ダメな所は、もう僕が磨いてしまいます。

多少時間を食われますが、チェックを受けるよりはマシ。

 

後輩君には嫌がられるかもですが

その辺りも徹底して行こうと思います。

 

あとがき

今思っていることが全部出来れば、

もうちょっと早く、段取りよく仕上げることが出来る

ハズなんですよ。

 

そうすることで、みんなの作業の負担が減り、

スムーズに作業が流れて行く。

 

作業が段取りよく進めば、場の雰囲気も良くなるし

そうなると生産性も上がって行く。

早く帰れるようにもなるしね。

 

今年は18時で作業を終えて帰ることを目標に

やっていきます。(`・ω・´)ゞ

 

 

 

-未分類