ブログ

久々の1日現場の話

いちころです。

 

今日は塗装の作業が溜まっているという事もあり、

外回りは任せて、現場で作業させてもらいました。

 

というのも、前々回からミスが続いたクルマが、

今朝見たらやっぱりムラっていて、ダメだったんですよね。

昨夜は大丈夫に見えたんですけどね。

 

この作業に2日使っていて、もうこれ以上伸ばせないし

他のも進めないといけない、といった感じです。

 

今回は、久々に1日現場作業をして、ちょっと気になったことがあったので、

そのことを書いて行きますね。

 

 

それってハジキか?

今日の予定は塗装3台+下準備2台。

 

3人がかりでやるので行けるやろう、

やれるとこまでやってまえ!という感じでした。

 

で、途中までは順調に進めていたんですが、

ちょっと塗りの様子を見に行った時、後輩君が

 

後輩君
いちころさん、ちょっと見てもらって良いですか?
いちころ

 

見てみると、フロントバンパーのサフ修正したところが、

バッチバチに弾いていました。

それはもう、脱脂したかどうか疑うレベルで。

 

ベースを乾かして研いでみると、

それはサフのハジキでした。

ま、塗る前によく確認しなかったのも悪いんですけどね。

 

仕上げたのはウチの先輩なんですが、

前からどうも毎回サフを塗ったら弾いていて、

その理由は、なんとなく察しがついていました。

 

で、別のクルマのサフを吹いていたら

また同じ様にバッチバチに弾いたと言って、

シンナーで拭き取っていました。

 

試しに僕も吹いたんですが、確かに弾く。

でもそれより気になったのは、ネタの濃さでした。

 

何ていうか、濃いんですよ。

 

希釈量を聞いてみると、15%割り。

その時は、関ペのサフを使ってたんですが、

規定量の割合です。

でも、乗せた感じは濃い。

 

なので、目分量ですが10%ほどシンナーを足して吹いてみると

コレが良い感じに乗ったんですよね。

弾くことなく。

 

先輩にその希釈量でサフを作り直して

吹いてもらったんですが、コッチも問題なく吹けて、

 

『15%希釈ではアカンのかな~?』

 

と言ってましたが、多分そうではなく、

温度と湿度、後は乗せ方の問題だと思います。

 

薄すぎたら垂れるけど、濃い場合はやっぱり

ピンホールが出来るんすよね。

なので、弾いた弾いた言ってたその正体は

ただのピンホール。

濃いネタで分厚く塗り過ぎていたというのが理由でした。

 

クリヤーとかでもそうですが、やっぱり分厚く盛り過ぎると

不具合が起きて当然ですよね。

 

 

ソリッドの白の色ムラ

最後に後輩君が塗ったクルマは

ソリッドの白で、僕も一緒にブースに入って、小物を塗っていました。

 

僕のは3コートパールで、

小物なのですぐに終わり、クリヤー前の乾燥時間に

後輩君の塗ったクルマを見てたんですが、

蛍光灯の光でも、何かムラってるように見えたんですよ。

 

そのパネルは、1枚色を乗せてるんですが

留めきれてない感じで。

 

ブースの電気を消して、LEDライトで確認して見たら

やっぱりムラってて、そのままクリヤーを乗せてたら

完全にアウトな所でした。

 

これって、ウエットで乗せる習慣がある人には関係ないかもですが、

僕の様に、少しづつ乗せて行く塗り方の人の場合は結構注意が必要で、

メタリックや隠蔽しにくい色と同様、色が留まっているかを

ライトで照らして確認しないとダメなんですよね。

 

やってるつもりでやれてない。

 

塗り板で、ピタリカラーってあるじゃないですか。

あの透明なやつ。

あれって結構便利で、ソリッドの白を塗った時、

留まってるかどうか、すごい分かりやすいんですよ。

トメてるつもりで塗っても、太陽に照らしたら

スッケスケだったりね。

 

こういうことがあるので、後輩君に

白でも電気を消して、ライトで確認するように説明しました。

 

ま、僕もやらかしたりするんで

偉そうなことは言えませんけど。

 

あとがき

今日は集中して作業が出来たので

溜まっていた作業を、大分進めることが出来ました。

 

手直しの分のクルマは、よく乾燥させて

明日の掛かることにします。

 

4度目の塗り直しか・・・。

次は上手く行けるように頑張ります。

では今日はここまで。お疲れさまでした(`・ω・´)ゞ

 

-ブログ