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ナゾのボルトの話

いちころです。

Xでも画像を出したんですが、

先日、とあるホンダ車を清掃中、

運転席のシートに、ナゾのボルトがありました。

 

( ゚д゚ )は?なにコレ?なんのボルト?

まぁ焦りましたね。

納車の時間も迫ってましたし。

 

今回は、そんな今朝の様子をちょっと書いていきますね。

 

 

壊したん?

ちょっとボカして書きますけど、

お預かりしていたクルマはホンダのとある車種。

 

ウチで車検を受けて、その後お返ししたんですが

最近になって問題が2つ起こるようになったそうです。

その2つというのが

 

2つの問題点

1.ヘッドライトのオートが効かない

2.衝突安全装置が機能しない

 

1は、昼間でも常にライトが点いている状態になり、

切ることが出来ない。

2はバックの際、止まらなくなったとのことでした。

 

コレがホントならエラいことですよね。

まさか車検時に壊したん?

一瞬そう疑いもしましたが、え?でも実際そんなことある?

車検ってそこまでなんかするもん?

 

とりあえずホンダのディーラに預けて、

状態をみてもらうことになりました。

 

 

いや別に・・・

預けた次の日、チェックを終えて帰ってきたんですが、

結果は故障ではありませんでした。

 

まずライトの点きっぱなしのことですが、

これは確かに付きぱなしだし、走行中に切ることが出来ません。

でもその原因は、ダッシュボードの上に置いている、

カーペット状の分厚いカバーでした。

 

そのクルマは、ダッシュの上に光を感知するセンサーがあり、

現状そのセンサーにカバーがすこし被っていて、

それが原因で周りが暗い状態だと判断して誤作動を起こしていたとのこと。

 

安全装置の不具合も、ディーラーでチェックしたときには

全く問題なしで、正常に機能したそうです。

 

結局どこも壊れてなくて、診断機を通しても正常。

そのまま持って帰りました。

 

ところが次の日の洗車中に問題発生。

それが冒頭で書いた『ボルト置きっぱなし』です。

 

 

コレは何のボルト?

分解をしたときでもそうですが、

ネジが余ったら問題じゃないですか。

どこを締め忘れたのか、またバラして探したりね。

 

それが今回は、整備に出したクルマで起こったんですよね。

それもまた太いやつで。

 

最初に気付いたのは洗車中で、

シートカバーを外したら何か下に落ちて、

何やろうと拾ったものがコレ↓

まぁまぁ太いボルトでしょ?

一瞬ヒンジのネジかなんかかと思って見たんですが

別に外れてないし、よく見たら縦に山もあるし

スプリングワッシャーも付いてるし・・。

なんのボルト?なんか外した?

 

鈑金屋に聞いても、

『何かわからん、見たことない』

と。

 

ホンダに聞こうと思ったんですが、この時点で朝の8時。

人はいるかも知れませんが、電話するのは早い時間。

 

こんな時はもう必殺SNSっすよ。

 

早速Xで質問すると、ニャーゴさん(@niyaniya_554)さんと

苺@車の鈑金術師さん(@ngok50sanaha21)さんが

ステアリングコラムを留めてるボルトということを

教えてくれました。

 

それをホンダの整備の人に聞いてみると

そこ場でバラしてないというか、診断機を繋げただけなので

分解自体、一切やってないとのこと。

 

・・・じゃあこのネジなんやねん?

 

クルマに元々乗ってたとかは考えにくい。

オーナーは若いお母さんで、ウチ以外にはクルマを出しておらず、

また自分で整備することももちろんない。

 

結局、ディーラーの整備士が

クルマに乗った時に、ポケットから落ちたんじゃないか

ということになったんですが、

こんな命に関わる重大事故を起こしかねない部品を

室内に残しておくってどないやねん、と。

 

バラしてないなら問題ないですが、

それならこんなボルトを室内に残すなよ。

焦るやんけと思った、そんな出来事でした。

 

 

あとがき

普段、鈑金をしないクルマの預かりの場合、

ウチでは洗車はしないんですが、

車検後の不具合ということで、

お客さんに迷惑をかけたということもあって、

たまたま洗ってたんですよね。

 

もしコレをお客さんが見つけてたら

また不安になってただろうし、

ほんと、先に見つけてて良かったです。

やっぱり最終チェックは重要ですよね。

 

 

今回はここまで。

明日からも頑張っていきましょう。

お疲れ様でした(`・ω・´)ゞ

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